
スッピンでもキメ細かくキレイな肌は女性の永遠の憧れではないでしょうか。最近では、肌悩みを抱えやすい40代や50代も、ノーファンデで過ごす方が続出しているようです。
ここではファンデーションをやめたらどうなるのかと、ノーファンデ効果が出るまで期間、ノーファンデでツヤ肌に導くスキンケア方法を解説します。
毛穴や赤みなどの悩みが多く素肌に自信をもてない方も、ぜひこの機会にファンデなしでもキレイな美肌を目指しましょう。
ファンデーションやめたらどうなる?
初めに、ファンデーションをやめることで肌や生活環境はどう変わるのでしょうか。以下には、ノーファンデによる変化をまとめています。
・化粧崩れに悩まなくなる
・メイク直しの時間が減る
・クレンジングによる肌への負担を軽減できる
・クレンジングが楽になる
・ファンデーション代を節約できる
・メイクが軽くなって快適に過ごせる
・肌や毛穴トラブルが減ることもある
・肌への負担が軽減される
とくに嬉しいポイントは、化粧くずれしにくくなることではないでしょうか。外出中に顔のテカリやメイクのヨレを気にして、何度も化粧直しをしなくてもよくなります。
また、クレンジングによる摩擦や界面活性剤による刺激を避けられるので、肌への負担も軽減されるでしょう。ファンデーションを使わないことでメイクを落としやすくなり、肌に優しいクレンジングでオフできます。
さらに薄付きメイクにより毛穴が詰まりにくくなり、黒ずみ等の毛穴トラブルも次第に減っていくでしょう。
ノーファンデ効果5個
次に、ノーファンデにすることによって得られる効果について解説していきます。
1. メイクアップの時間が減る
ファンデーションを使わなくなると、手についたリキッドなどをクレンジングで洗う必要がなくなり、メイク時間を短縮できます。ベースメイクを済ませるだけでも、結構な時間がかかっていることでしょう。
とくに、忙しい朝でも空き時間ができて、バタバタと慌てて用意することも減ります。メイクにかける時間が減れば、ゆっくり朝食をとったり家事を済ませたりと、余裕をもって行動できるのです。
2. メイク直しの手間がかからない
ファンデーションを塗らないことで化粧崩れが減り、外出時のメイク直しもほぼ不要になります。テカリやヨレを直す必要がなくなるので、結果的に1日の時短対策にも最適です。
化粧室に入り、皮脂をとってファンデーションの塗り直しといった手間がかかりません。さらに、マスクにファンデーションが付くこともなくなるので、汚れを気にせず快適に過ごせます。
3. 肌への負担を軽減できる
肌へ密着性のあるファンデーションを使わないので、洗浄力の強いクレンジング剤で洗う必要がなくなります。乾燥等の肌トラブルに悩む方は、気づかないうちに摩擦や刺激により、肌に負担がかかっているのです。
洗浄力の優しいクレンジング剤に変えても、ノーファンデならしっかりベースメイクを落とせます。
洗顔でオフできるメイクアップ化粧品であれば、さらに効果が期待できるでしょう。余計な負荷はかけず、肌本来の美しさをキープしながら美肌に導けます。
4. 内面から美しさを磨く活力になる
ノーファンデでいると、素肌の美しさが何より気になり始めます。食生活や生活習慣の乱れは、乾燥や肌荒れなど、肌に悪影響及ぼす要因です。
外面だけでなく、美容に良い食材を意識したり、質の良い睡眠を心掛けたりなど、肌のためにできることに活力が湧いてきます。身体のバランスを整えれば、内面から健やかな美肌を目指せるでしょう。
5. 素肌に自信が持てる
自然とナチュラルメイクになるので、透明感のある肌に仕上がります。ニキビ等を隠そうと、ファンデーションを厚塗りするのは肌によくありません。
肌トラブルが多い人こそ、ノーファンデメイクに挑戦してみましょう。負担の少ないメイクやスキンケアを行うことで、スッピンでも自信が持てるようになります。
重たい厚化粧とはサヨナラして、軽やかなノーファンデ生活をスタートしてみてはいかがでしょうか。
ノーファンデ効果が出るまでの期間
それでは、気になるノーファンデ効果を実感できる期間はどのくらいかかるのでしょうか?
結論から言うと、1ヶ月以上はノーファンデ生活を続けることをおすすめします。肌のターンオーバーサイクルは約28日なので、1ヶ月以上は継続してみてください。
個人差はありますが、早ければ2週間、遅くても3ヶ月ほどで効果が現れるでしょう。
ただし、ファンデーションには紫外線カットや保湿効果があるので、不足分をきちんと補給しなければなりません。
しっかり必要な対策をしていれば、ファンデなしでもツヤのある美肌へ導けます。肌への負担やストレスを減らし、心地よく続けることが大切です。
ノーファンデのスキンケア方法7個
次は、美肌に導くノーファンデのスキンケア方法をチェックしていきましょう。肌本来の美しさを引き出すスキンケアやメイクアップ方法で、ファンデーションを塗らなくても憧れの美肌に近づけます。ぜひ実践して、「キレイな肌」と褒められる肌を目指しましょう。
1. なるべく肌に触れない
実は世に広まっているスキンケアは、肌に触りすぎていることから長期的に見ると肌を傷めているのです。
以下には、よく知られているスキンケアを記しました。
・クルクルとこすって顔を洗う
・何種類もの化粧品を重ね付けする
・成分を浸透させようと何度も手のひらで押し込む
・過度な小顔マッサージなど
一見、肌に良さそうに思えるスキンケアですが、皮膚に触れるたびに少なからずダメージを与えています。短期でみて良い効果が出ていても、長期的にみればダメージを与え続けることもあります。
触ったりこすったりし続けることで増えるのが、たるみやシミといった肌悩みです。どちらも完全に解消するには、お金や時間、労力もかかります。
そうならないために、今日から間違ったスキンケアをやめて、「触れない」「こすらない」「刺激を与えない」の3ステップを心掛けてみてはいかがでしょう。
2. UVカット化粧品で紫外線から肌を守る
美肌の天敵となるのが紫外線です。紫外線は肌荒れや光老化を招くため、ノーファンデでも忘れずに対策を行いましょう。
そこで、ファンデ以外のベースメイクで活躍するのが日焼け止めやUVカット効果のある化粧下地、パウダーなどです。
最近では、気になる部位はしっかり隠して、紫外線を予防できるメイクアップ化粧品も多く販売されています。肌悩みをカバーしつつ、日焼け止め効果のある化粧下地やパウダーを活用しましょう。
塗る順番は、日焼け止め→化粧下地→コンシーラー→パウダーです。
よりキレイな肌に魅せるために、正しい手順を覚えておきましょう。最近では、日焼け止めと化粧下地を1つにまとめたタイプが主流です。
3. 洗浄力の優しいクレンジングで落とそう
クレンジング剤は洗浄力の優しいものを使用しましょう。ファンデーションを使わないため、洗浄力の高いクレンジングを使う必要がなくなります。洗顔でオフできる化粧品だけを使用している場合は、洗顔料のみでOKです。
ただし、ウォータープルーフのマスカラや日焼け止めを使っている場合は、オイルや専用のクレンジング剤でなければキレイに落とせません。
なるべくマイルドクレンジングで落としやすいナチュラルメイクを心掛けましょう。洗いすぎは肌への負担となり、メイク残りも肌荒れや毛穴詰まりなどの原因になるので注意が必要です。
こすらずにメイクを浮かせるクレンジングを選ぶ
ツヤのある美肌を目指すには、クレンジングによる刺激や摩擦を最小限に抑えなければなりません。洗浄力の優しいクレンジングを使っても、肌をゴシゴシとこすってメイクを落とすのはNGです。
クレンジングは、肌にのせるだけでメイクを浮かせるものを選びましょう。美肌に導くためには、肌への負担をなるべく減らすことが大切です。肌への負担を抑えるためには、ダブル洗顔不要のクレンジングを使うのも得策です。
4. たっぷりの泡で洗顔する
スキンケアの基本となるのが洗顔です。正しい洗顔方法を行うことが美肌を目指す近道になります。朝起きたら洗顔料を使って、余分な皮脂や汚れを取り除きましょう。
以下は洗顔の基本手順です。
・事前に手を洗う
・泡立てネットでたっぷりの泡を作る
・顔全体に優しく広げる
・皮脂の多い部位から優しく泡を転がすイメージで行う
・乾燥しやすい目元や口元は少量をつけて洗い流す
・しっかりすすぐ
手が顔に触れないように、泡だけで行うのが洗顔のポイントです。最後は人肌に近いぬるま湯で、洗い残しのないようにしっかりとすすぎを行います。髪の生え際や顎下は、洗い残しの多い部位なので気を付けましょう。
5. ブースターで化粧水や美容液の浸透をアップ
通常の美容液は化粧水の後に付けますが、ブースターは化粧水をつける前に使用します。一般的に、肌を整える成分や柔らかくする成分を配合しているのがブースター化粧品です。別名は導入美容液や導入化粧水とも呼ばれています。
乾燥などにより硬くなった角質になじんで浸透し、その後につける化粧水や美容液の浸透をアップします。化粧水や美容液の効果を高めたいときは、積極的にブースターを活用しましょう。
6. 十分な保湿を心掛ける
ファンデーションを塗らないため、肌は紫外線の影響を受けやすくなります。とくに肌が乾燥していると、紫外線のダメージを受けやすくなるため、十分な保湿を心掛けましょう。
紫外線ダメージにより角層の水分量が減ると、乾燥や肌荒れなどの肌トラブルにつながることもあります。
化粧水だけで済ます方がいますが、過度な脂性肌でない限り、肌質に合った乳液を使いましょう。他にも美容液やクリームを活用して、丁寧な保湿を心掛けてください。
優しくハンドプレスが鉄則
どの化粧品つけるにしても、保湿は手のひら全体で包み込むように優しくハンドプレスしましょう。強いパッティングやすりこみは、強い刺激や摩擦となるため控えてください。
ハンドプレスしにくい目元や口元、鼻周りなどは、指の腹を使って優しくなじませます。コットンを使用する場合は、通常よりもたっぷりの量を含ませてから行いましょう。使用量が少ないと、逆にコットンが肌表面の水分を奪ってしまいます。
7. 肌悩みに合わせてシートパックで潤いチャージ
シートパックには、化粧水や美容液などの保湿成分がたっぷりと配合されています。乾燥やシミ、毛穴など、さまざまなアイテムがあるので、肌悩みに合わせて使用しましょう。
ノーファンデの肌は紫外線ダメージを受けやすいので、日焼けによるシミやソバカスを防ぐ美白成分を配合したものを取り入れると良いでしょう。
乾燥が気になるなら、毎日でもシートパックで潤いチャージをしてください。
まとめ
ファンデーションをやめたらどうなるのかと、ノーファンデ効果の期間とスキンケア方法について解説してきました。ノーファンデを続けることで化粧崩れや肌トラブルが減ると、肌のお手入れもどんどん楽になります。
仕事の都合でメイクをしなくてはならない方も、休日くらいはノーファンデで肌を休ませてあげてはいかがでしょうか。
また、ツヤピカ美肌に導くためには、必要以上に肌を触らず、こすらないことが大切です。紫外線対策も意識しながら、よりキレイに魅えるツヤ美肌に導きましょう。