監修医
山崎まいこ先生
まいこホリスティックスキンクリニック 院長

すっぴんで過ごすことができるキレイな肌は多くの女性にとっての憧れです。

すっぴん美人になると突然の来客に慌てずにすみ、オンラインの会合でメイクをしていなくてもよくなるでしょう。さらにメイクのノリが良くなるので、化粧をした時の顔もキレイに見せることができます。

すっぴん美人になるためには、どのようなスキンケアが必要なのでしょうか。

この記事ではすっぴん美人の特徴と、スキンケア方法をご紹介します。普段から取り入れやすいものも多いので、ぜひ参考にしてください。

ツヤ肌すっぴん美人の特徴4個

まずはツヤ肌すっぴん美人の特徴を4個ご紹介します。

1. トラブルが少ない

すっぴんが美しい人は肌トラブルがほとんどありません。ニキビや毛穴の開き、皮膚の赤みがあると、すっぴんの時にどうしても目立ってしまいます。

肌トラブルを抑えるためには体質に合わせたスキンケアを行い、日々の生活習慣を整えることが大切です。

肌は年齢や毎日の体調によっても変化しています。毎日鏡をチェックして、自分の肌の状態を知ることが美肌への第一歩です。

2. 血行がいい

肌の血行を良くすることで、表情を明るく見せることができます。すっぴん美人になるためには、すっぴんの状態でも明るい印象を持ってもらうことがポイントです。

血液が循環することで肌に栄養と酸素を送り、老廃物や古くなった水分を運んで外に排出します。顔の血行が良い状態だとトーンアップができるだけではなく、くすみやむくみの解消にもつながります。

血液の流れが悪くなると、新しくキレイな肌を産むために必要な栄養が不足してしまい、健康的な肌を生み出せなくなります。それだけではなく老廃物が溜まってしまうため、頬やアゴがむくみ、顔が大きく見えてしまいます。

3. 肌のうるおいたっぷり

乾燥した肌はどこか不健康に見えます。カサカサの表面がけばだったように見えたり、傷のようになる場合も考えられます。

すっぴん美人は健康的なお肌が絶対条件です。いつでもうるおいたっぷりのお肌を目指しましょう。

肌のうるおいはトラブルの予防にもなります。たっぷり水分を含んだ肌はバリア機能も高く、外からの刺激から肌を守るためです。紫外線やホコリなどから肌を守るためにも保湿を十分に行うようにしましょう。

4. 透明感がある

すっぴんをキレイに見せるためには、肌の透明感が必要不可欠です。透明感がある肌はくすみがなく、キメが整っています。

肌のキメとは表面にある小さなでこぼこのことです。肌の表面には皮溝(ひこう)と呼ばれる溝があり、これが細かいほどなめらかな肌に見えます。

キメを整えるには、肌が生まれてくる土台から健やかな状態でなければいけません。ストレスをできるだけ予防し、十分な栄養と睡眠が必要になります。過剰なストレスや不規則な生活習慣は自律神経のバランスを乱すため、肌の状態が悪化し、キメが荒くなってしまいます。

細かなキメを保つためにも、乾燥を防ぎ、刺激や摩擦もできるだけ少なくする必要があります。日々丁寧なスキンケアをすることでキメを整えて、透明感をアップさせましょう。

すっぴん美人のスキンケア方法8個

すっぴん美人の特徴をおさえた肌になるために必要なスキンケア方法をご紹介します。普段のやり方を見直すだけでも肌の状態は変わります。ぜひ参考にしてみてください。

1. 肌に優しい洗顔

毎日の洗顔は、すっぴん美人になるために最も大切なスキンケアです。肌をキレイにするために適切な洗顔をするようにしましょう。

まずは肌を直接擦らないように、たっぷりの泡で洗うことが基本です。泡の上から優しく肌をなでるようにして汚れを浮かします。汚れを落とすために洗顔料を長時間肌の上においておく必要はありません。顔全体をくるくると洗い終わったら、すぐにぬるま湯で洗い流すようにしましょう。

洗顔料を洗い流す時も肌の刺激にならないように注意が必要です。シャワーを直接当てる方法は、皮膚にダメージを与えてしまいます。また洗い流すお湯の温度が高いと乾燥の原因になります。顔を洗い終わったら、手にぬるま湯をすくい、優しく洗顔料を洗い流しましょう。

2. 酵素を使った角質ケア

肌の一番外側を覆っているのは角質です。角質の層が乱れていると、肌がゴワゴワしたり乾燥や毛穴詰まりの原因になります。

肌が生まれ変わるターンオーバーの周期が乱れることによって角質層の状態が悪くなってしまいます。角質層は紫外線などの外部の刺激が肌の深くまで届くことを防ぎます。また肌に含まれている水分の蒸発を防ぐ役割もあるため、保湿のためにもケアは欠かせません。

角質のケアには酵素洗顔がオススメです。酵素を使うことで古い角質が分解され、毛穴に詰まった角栓も取り除きやすくなります。週に1~2回のスペシャルケアとして取り入れてみましょう。

3. 水分を補給する化粧水

すっぴんのキレイな肌のために、角質の奥から水分をたっぷり補給しましょう。

化粧水は顔全体にくまなくつけるのがポイントです。塗りムラはキメの乱れにもつながります。頬やおでこの広い部分はもちろん、小鼻や口元、目の周りの細かい部分も指先を使って丁寧に塗りましょう。

特に乾燥を感じるところには重ねてつけるのもおすすめです。擦って広げるのではなく、手のひらを細かくずらしながら化粧水を押し込むように浸透させます。

4. 肌にうるおいをとどめるクリーム

化粧水などで水分を補給したあとは、油分でフタをして蒸発を防ぎます。

乳液やクリーム、オイルなど多くのアイテムがありますが、自分好みのテクスチャーを使うようにしましょう。季節ごとに変えることで効果を上げることもできます。

クリームも化粧水と同様に塗り残しがないよう、顔全体に塗り広げるのがポイントです。生え際や鼻の下は特に塗り残しやすいので注意しましょう。

ムラなく塗り広げることができれば、クリームは少量で構いません。顔に薄い膜を作るように優しく塗りましょう。

5. 保湿効果を高めるパック

化粧水を染み込ませたコットンを使ったパックや、美容成分も足したシートマスクを使うことで肌の水分量を高めることができます。

肌にたっぷりの水分を乗せることによって、角質層に限界まで水分を補給することができ、肌にハリが出ます。最大限にうるおいを蓄えてふっくらした肌にクリームでフタをすることで、より良い状態で肌を保つことができます。

コットンやシートが乾くまで肌に乗せていると逆効果です。乾燥しないようにするためにも、ひたひたの状態の時にパックをはがすようにしましょう。

6. トラブル予防の美容液

シミやシワ、たるみなどの悩みには、トラブルにあった効果を期待できる美容液の導入がおすすめです。

ツヤ肌を目指すならば美白効果があるものやビタミンCを補充できる美容液を使いましょう。美白美容液はシミ・そばかすを予防し、肌のトーンを明るくしてくれます。透明感のある肌作りのためのサポートもしてくれるので、積極的に使ってみましょう。

ビタミンCは、シミやそばかすのもとになるメラニンの生成を抑制できるだけでなく、血行を促進し肌の状態を良くすることもできます。潤いを保つために必要なコラーゲンの生成にも役立ち、過剰な皮脂分泌を不正でニキビを予防することもできます。まさに美肌のために不可欠な栄養です。

7. 産毛の処理

伸びた産毛は顔がくすんで見える原因の一つです。普段は意識しにくいですが、頬やこめかみなど顔全体に産毛は生えています。

顔の毛を剃る専用の剃刀やシェービングを使い、週に1度くらいを目安にケアをしましょう。基本はおでこから顎にむけて刃をすべらせます。

産毛のケアをするときはできるだけ肌が柔らかい時がおすすめです。歯を滑らせることで傷つくことがないように、お風呂で温まったあとやスチームを当てたあとに行いましょう。

汚れを落とした肌にシェービングジェルか乳液を塗り、摩擦をできるだけ少なくします。あまり何度も同じ場所を剃らないように、一度で剃るのがコツです。産毛ケアの後は必ず保湿をして肌を落ち着かせましょう。

8. 表情筋のトレーニング

肩こりや首こりのように、顔の筋肉もこってしまうことがあります。顔の筋肉がこって硬くなると、皮膚がよれたり血行が悪くなってしまいます。

普段接客などの仕事で笑顔でいる時間が多い方や、話す時間が長い方は表情筋に疲労物質が溜まりがちです。内側から外側に向かって順番に押さえるようにしながらマッサージをしましょう。血流を改善し、リンパを流すこともできるのでくすみ予防にもなります。

逆に、無表情なことが多い方は顔の筋肉が運動不足になっているかもしれません。そういう方はマッサージに加えて、表情筋を動かすトレーニングをしましょう。

目の周りの筋肉を動かすためには、上下左右それぞれに向かって眼球だけ動かします。目をつむった状態で、ぐるっと一周動かすのも効果的です。

また、口周りや頬の筋肉を鍛えるために、唇を思いっきり「あ」「い」「う」の形にしましょう。舌を大きく出すのもトレーニングになります。

毎日のスキンケアは?

毎日のスキンケアで大切なことは汚れを落とすことと、水分をしっかり保つことです。基本の洗顔をしっかり行い、化粧水・美容液・クリームを丁寧に塗るようにしましょう。

スキンケアは朝と夜の二回するのが理想です。寝ている間に肌の代謝は進んでいるので、皮膚のタンパク汚れを落とすためにも朝の洗顔はおすすめです。

ぬるま湯で優しくすすぐだけでも汚れは落ちますから、時間がない時には洗顔料を使わずに汚れを洗い流しましょう。

化粧水とクリームは夜とは違う軽い質感のアイテムを用意するのもいいでしょう。朝も保湿をしっかりすることによって、昼間の乾燥やホコリなどから肌を守るバリア効果を高めることができます。

日中も乾燥を感じる場合には化粧水などを使って保湿をするといいでしょう。乾燥していると肌はダメージを受けやすい状態になってしまいます。肌トラブルを予防するためにも、うるおいがある状態で保つようにしましょう。

休日のスキンケアは?

時間がある休日は毎日のスキンケアとスペシャルケアで美肌を作るチャンスです。

産毛の処理や顔のマッサージなど、毎日すると肌の負担になってしまうケアは、休みの日に行うといいでしょう。時間に余裕を持ってケアをすることで、不用意に肌を傷つけたりすることなくケアできるはずです。

また、いつものケアに加えてパックを使うことで、肌の状態をワンランク上げることができます。

栄養分を補給するスペシャルパックは毎日する必要はありません。お肌に程よく吸収させるためにも、月に2~3回行うようにしましょう。

くすみや毛穴の黒ずみが気になる場合は汚れを優しく吸着し、栄養分を与えるクレイパックがおすすめです。自分の肌にあったパックを選んで使うようにしましょう。

まとめ

ツヤ肌のすっぴん美人になるために必要なスキンケアをご紹介しました。すっぴんをキレイにするためのスキンケアはすぐに効果を実感するものは少ないかもしれません。しかし続けることでキレイな肌を生み出す土台作りにはもの必要なものばかりです。

また、すっぴんがキレイになれば、メイクをする機会を減るために肌への負担も減らすことができます。歳を重ねてもキレイな肌で過ごすための良い循環を作ることができるでしょう。少しの工夫で肌はキレイに保つことができるので、すっぴん美人を目指して普段のスキンケアから意識して取り組んでみてください。